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長距離運転が多い場合

タクシードライバーやバス、トラックの運転手、あるいは営業職などで自動車を利用する機会が多い、または乗車する時間が多い方も、ドライアイになりやすいタイプといえます。

 

実は、「運転中」は目を乾きやすくする要素がたくさん含まれているのです。

 

まずはエアコンによる影響と、それに伴うまばたきの不足、それを助長するのが集中することによる視覚の緊張。

 

さらにコンタクトレンズを装着している場合は、裸眼に比べてより目が乾燥しがちになるため、一層の注意が必要といえます。

 

一番の的確な対処は、定期的な休息を取ること。安全運転を続けるためにも、長距離運転の際にはできる限り頻繁に休むようにしてください。

 

運転を続けている時間とは、目が乾く時間、ドライアイの状態を継続していることを意味しますので、休憩を取って身体とともに目を労りましょう。

 

また、その際に大切なのが目薬を点眼すること。人工的に目の表面に膜をつくり、乾燥から守ることができます。

 

もちろん、使用するのは自分の症状や体質に合ったものが最適です。市販の目薬を点眼していても運転する度に目の不調を感じるようならば、やはり一度専門医による診断を受けたほうが良いでしょう。

 

高齢の場合

動物は、生きている限り皆、年を取ります。そして、ともに表れるのが老化現象です。老化現象は見た目だけではなく、身体のさまざまな部分に症状を出しますが、もちろん目も例外ではありません。

 

もっともよく知られているは、老眼ではないでしょうか。老眼とは、老化によって「近くのものがぼやけて見える」といった症状を指しますが、実はドライアイも老化によってかかる可能性が高まるのです。

 

涙や涙にかかわる機能も、年を取ると衰えていくもの。涙に変化が現れ、分泌される涙が少なくなる、あるいは蒸発しやすくなると言われています。それによって、ドライアイに悩まされる方も増えるのです。

 

老化そのものは止められなくても、ドライアイであれば注意することで未然に防いだり、症状を改善したりすることもできます。

 

まずはこれまでと同じように、意識してまばたきをすることはもちろん、加湿器の利用などで目の乾燥を予防しましょう。

 

また、できる限り目をリラックスさせる時間を増やすことも大切です。できれば、1、2時間に数分など、定期的な休憩を取ると効果があります。

 

最後に、目の健康には身体全体の健康もかかわっていますから、バランスの良い食生活や十分な睡眠を取ることも重要です。

 

大切なのは、「身体に良い」を基本にすること。できるだけ疲労をためないようにし、目を労りましょう。

花粉症の場合

花粉症による目の症状は、アレルギー性結膜炎といわれるものです。これは花粉などに反応して、主に結膜に炎症が起きる病気。代表的な症状は目のかゆみや充血、異物感ですが、実はこれらはドライアイの症状とも似通っています。

 

このことから一見、まったく違うように思えるアレルギー性結膜炎とドライアイが人によっては「互いにかかわり合って発症している」ケースもあることが考えられるのです。

 

具体的には「花粉症と思い込んでいた目のかゆみが、ドライアイによるものであった」といったケースがあるため、花粉症に伴うつらい目の症状がある方は、専門医で目の検査を受けてみることをおすすめします。

 

併発している方の例としては、ドライアイになると涙の量が減ってしまうため、花粉などの異物が目に入ってきても洗い流すことができず、炎症が起こりやすくなることがあり、それによって花粉症を悪化させてしまうようです。

 

また、アレルギー性結膜炎で結膜に炎症が起こると涙の成分が変化するため、ドライアイを悪化させるケースもあります。

 

いずれにせよ専門医による診断が必要ですが、それぞれの症状に合ったドライアイ用の目薬、あるいはアレルギー性結膜炎用の目薬を処方してもらうことが最善といえるでしょう。